Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「こ…殺すっ!?で…でも、まだこんなガキですぜぃ!?」


ブシュ…!!


そう言った直後、その子分は頭から血を噴いて床に崩れ落ちた。


「…ひっ、ひぃぃ…!!」


もう1人の子分が後退りをする。


「…馬鹿野郎。ガキ1人も殺せねぇ小心者なんて、いらねぇんだよ」


兄貴と呼ばれていた男は、血のついた刀を振り払う。

その血しぶきが、市の顔に飛び散る。