Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

これまでのやり取りを見る限りでは、刀傷のある“兄貴”と呼ばれる男が指図して、子分2人に市を連れ去るよう命令したらしい。

しかし、子分が攫ってきた市は人違いだったようで、この狭い小屋の中で揉めているということ。


攫うべきはずの人物像は、市と同じ赤い着物を着た女…。


…まさか。



「フツー、バカでもわかるだろ!?“赤い着物を着た女”っつったら、あのおかしな商店で踊り子やってる“椿”っていう女だろーが!!」