Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

3人の中でも、特に大柄な男…。

右頬に刀傷のある男が、足元にあった俵を蹴り飛ばす。


どうやら、相当頭に血が昇っているようだ。


「女を連れてこいっつったのに、なんでガキがいるんだよっ!?」


男の迫力に、他の2人が萎縮している。


「で…でもよぉ、兄貴。赤い着物を着てるって言ってたし…」

「だからって、まったく別人のガキ連れてきてどうすんだよ!?」