Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「そうだな」


由羅の言葉に納得し、微笑む竜之助。


ここでふと、由羅は竜之助の家族のことを思い出した。


「そういえば、お母さんはお元気?」

「ああ。まぁ相変わらず…かな?」

「そうか…」

「でも、これからは俺の稼ぎも前よりはよくなるし、今よりもお袋にいい薬を飲ませてやれるんだっ」

「そうだな。早くよくなるといいな」

「ああ。それにお袋、由羅に会いたがってたぞ」