Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「え、なんで?」

「なんでって、城で仕事があるのだろ?」


今や竜之助は、城の者。

寝泊まりできる施設は城の中に設けられており、竜之助は城の中で生活している。


こんな時間に、こんなところで時間を潰している暇なんて…。


「あ〜、それなら大丈夫。ちゃんと時間になったら帰るから」


竜之助曰く、持ち場につく時間が決まっているのだそう。

竜之助は主に、夜から朝方にかけて見張りにつく。