Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

それとも、すでにこれは罠…?

油断させて、我々を捕まえる気なのだろうか…。


由羅は、いつどこで襲われてもいいように、注意深く周りに視線を配りながら歩いた。



しばらく歩くと、菊葉城が見えてきた。

…いよいよだ。


もし、由羅のことが知られていたら、すぐにでも捕らえにかかるだろう。

それか、城内に招き入れて捕まえるか…。


どちらにしろ、戦闘になることに変わりはなかった。