Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

“じゃあ、もし俺が志願兵に合格して、雇われるようになったらさっ”

“うん”

“俺たち、城の中でも顔を合わせることがあるかもしれないな!”


こんな場で、こんな形で…出会いたくなかった。

でなければ、自分の手で竜之助を殺めることもなかった。



殺しは、日常的で当たり前なものだと思っていた。

人を殺すことに、喜びや悲しさや苦しさも感じない。


でも…。