美影は由羅に抱きつく。

その美影の頭を、由羅は優しく撫でる。


この2人は、実の姉妹ではない。

しかし面倒見のよい由羅を、美影は本当の姉のように慕っている。



「あたしも早く、依頼を任されるようになりたいな〜」

「美影。お前、そんなことを思っていたのか?」

「当たり前だよー。由羅姉かっこいいもん!あたしも由羅姉みたいに、立派に依頼をこなせるようになりたいっ」