Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

忍者と言えど、疲れは溜まるもの。


「水くれ〜」

「…あっ、わりぃ。さっき全部飲んじまった…!」

「なんで飲み干すんだよ〜…」


水筒としている竹の筒をひっくり返しても、水は一滴たりとも滴り落ちてこない。


「そういえば、町を出てすぐのところに川があるらしい。さっき、町人のヤツらが話していた」

「…そりゃ本当かっ!?なら、さっそく汲みに行こう!」