天芭side



いつも来ている人たちがいつもの時間に来ない



待っても待っても



一時間たっても来ない



やっぱり私が出てこないのにあきれたのかな?



そう思ったときだった



向こうのほうに三人の人影が見えた



「ぁっ!」



あっ!反応しちゃった三人はこっちを向いた



あの人たちだ



あの真ん中にいる人どこかで見たことがある



ほかの人たちもなんとなく見覚えがある



何でだろう



「何で!俺たちがいつも呼ぶときは絶対出てこないのに、、、、」



「ァの、その、、、いつも、きてるのに、、、何で今日、こないのかな、、、って」



私はいろんなことをぶつぶつ言ってしまった


「それ、で、私が、、出てこな、、いこと、にあ、あきれちゃって、、、どっかに、、言っちゃったの、、、かなって、、、」



変なこと言っちゃったっ!もう戻ろう!



「ゴ、ごめんなさい、、、わ、私っ!」



早く早く!



「ま!まって!」



部屋に入った時だった



どんどんどん



「待ってくれ!俺たちにはお前が必要なんだ!」



「そーだよ!僕たちは君をずっとずぅっと探してやっと見つけたんだよ!」



「俺たちにはあなたしかいないんです!」



な、んて?


私だけ?



「本当に、私が、、、、必要なの?」



私が、、、必要?



「ああ、俺たちはお前が必要なんだ」



そう答える男の人



「貴方たちはいったい何?」


貴方たちはいったい



「俺たちは天神だ」