No.1ガール〜桜の姫〜①



長かった1日も終わり、やっと放課後になった。



今日は疾風と帰れるー♪




「ねぇ、ちょっといいかしら?」


菜「え?」



るんるん気分で帰る準備をしていると、突然頭の上から声がした。



顔を上げると、そこには派手な化粧をした女の先輩たち。



はぁー、またか…。



菜「何か用ですか?」



私は若干面倒くさく思いながらも答えた。



「話があるからついて来て。」


菜「…分りました。」



私は椅子から立ち上がり、先輩たちの後ろをついて行った。