長かった1日も終わり、やっと放課後になった。 今日は疾風と帰れるー♪ 「ねぇ、ちょっといいかしら?」 菜「え?」 るんるん気分で帰る準備をしていると、突然頭の上から声がした。 顔を上げると、そこには派手な化粧をした女の先輩たち。 はぁー、またか…。 菜「何か用ですか?」 私は若干面倒くさく思いながらも答えた。 「話があるからついて来て。」 菜「…分りました。」 私は椅子から立ち上がり、先輩たちの後ろをついて行った。