陽「だったら、負けた方は勝った方の言う事を一つ聞くってのはどうだ?」 理「分かった。やってやろうじゃん!!」 本気にさせたのは陽希だからね? 絶対に勝つ!! でも地味子のままじゃ動きづらいなー。 私はかけていた眼鏡を取って、三つ編みを外しポニーテールに結び直した。 よし!この方が動きやすい。 「え、理央、ちゃん?」 理「ん?はーい?」 名前を呼ばれて振り向くと、下っ端くんたちは何故かこっちを見て固まっていた。