リビングのドアを開けると
ママとパパがソファーに座っていた。





「あら、姫華に洸琉くんじゃない」





「おぉ!どうしたんだ?」





「うん、2人に話しがあって」





「………そうか。
まぁ、そこ座りなさい」





多分、ママたちはなんの話しかわかったのだろう。





お茶をいれてくれた。





それを飲んだ後洸琉はいきなり土下座をした。





「お願いします!
娘さんを、俺にください!!!」





「パパ、ママ。
お願いします、洸琉と結婚させてください」





私も頭を下げた。





「お腹の中に今、赤ちゃんがいるの。
洸琉との子なの。
洸琉と一緒に育てたいんだ」





「お願いします。
姫華もお腹の中にいる赤ちゃんも
幸せにしてみせますから」





今、2人はどんなことを思って
どんな顔をしてるのかはわからない。





でも、驚いてるのは間違いないであろう。