頭が真っ白になる、ってこうゆうことなんだ、って初めてわかったよ。
「千秋く……ん…?」
「うん……。前からよくクラスに来てたから、いっつも気になってて……。今日の放課後告白したら、
“好きな人いるから”って…」
どくん……。
心臓が大きく揺れた。
千秋くんの好きな人……。
この前から千秋くんの好きな人の相談受けてたのに。
なんでこんなショック受けてるの?
あたしはいっつも千秋くんが来る、ドアを見つめた。
今日部活なのに、瑞樹と会ってたから来なかったんだ…。
あたしは突然走りだした。
「光っ!?」
後ろから瑞樹の声が聞こえるけど、気にせずに。

