演劇部がするのはオリジナルの書き下ろし。

『金平糖の足跡』という青春ラブストーリーと言ったところ。



主人公は大人しくて少し夢見がちな少女。

ネガティブで引っこみ思案な性格だけど、女の子らしい可愛い子という印象かな。



人気者の先輩が、近所の駄菓子屋で願いが叶うという金平糖を購入しているところに遭遇したことをきっかけに、恋に落ちるんだ。



さらにふたりは図書委員と利用者という繋がりから親しくなる。

だけど、先輩は3月に卒業を控えている。

ふたりが会えるのは図書室の中だけなのに、好きになっていく気持ちは止められない。



図書委員として利用時間を延長してくれるお礼にと、先輩が毎日くれる一粒の金平糖がネガティブな主人公を前向きにしていく。

そんな最後の3ヶ月を描いたピュアな片想いの話だった。



素敵な話ではあるけど、明らかに金原さんとは相性が悪そうだよね。

恋愛がメインだし。