「…悪かった」 「え…?」 ポンっと頭に昴の大きくてゴツゴツ骨ばった、でも綺麗な手がのせられる。 「あんまり祭りとか誘わない花が急に誘ってきたから何か裏があるんじゃないかって疑ってたんだよ…。 意地悪なこと言って悪かった」 だから泣くな。と、頭をぐりぐり撫でられる。 「…じぁ、一緒に夏祭り行ってくれる…?」 涙目のまま昴を見上げれば、昴がうっと声を漏らした。 「行くからそんな目で俺を見るな」 「うべっ⁉︎」 顔面を昴にベシっといい音が鳴るくらい強く叩かれた。