お隣さんと内緒の恋話


葵とのんびり話ながらファミレスにいて1時間が過ぎた。

テーブルに置いてある携帯が香伊羅からメールを知らせる。


『 …合コン 失敗!無理やりカップルにして解散しようとしてるし、やだ 』


この文面に、葵と私は顔を見合わせる。


「 無理やりだって…」

「 男なんて 優しい奴等ばかりじゃないからな 」

「 葵は 優しいよ 」

「 …椿だから 」


あ… やだ、葵ったら!嬉しいっ


香伊羅の言う事を心配しながらも 葵との繋がる気持ちを感じていた。

そんな時 柚奈からメールがきた。



『 …今トイレ。勝手に相手を決めて隣にくっついて座るんだよ!合コン失敗、帰りたい。
香伊羅も未英も同じだよ 』



この文面に 何とかしてあげたいと思うか 何も出来ない。


「 どうしよ、葵… 柚奈、むちゃしないといいけど…」


たまに無鉄砲だからなぁ 柚奈は。


「 俺らが行くより圭都だったら… 連絡してみれば?」


葵に言われ、香伊羅と柚奈には向かいにあるファミレスにいるからと知らせ、圭都には 電話してほしい とメールした。

15分後、圭都から電話がきた。


「 圭都くん?」

『 何なになに、椿ちゃん!どした~ 暇か?』


出だしから うっとうしいよ。


「 暇じゃない、友達のピンチを助けてほしいの!」

『 やだ 』


やだって なによっ


「 今朝あった 柚奈覚えてるでしょ? あと二人が一緒に そこのカラオケで合コンしてるけど ヤバいらしいの… 」

『 へぇ。俺 関係ないし 』


関係ないけど!

圭都くんしかいないからだよ!


「 お願いっ 柚奈たちに何かあったら… 勝手にカップルにされたら嫌じゃん!」

『 …合コンに行った友達が悪いだろ 』


そうなるとは思わずに行っただけ…


「 も、いいや。じゃあね… 」

『 おい… 』


私は諦めて電話を切った。