「ご飯ぐらい食べなくても平気だし。」 「……。」 何気ない莉茉ちゃんの言葉に暁が目を細めた。 …あ… ……怒ってる。 「…莉茉…。」 「っ、」 低い暁の声に、莉茉ちゃんの身体が固まった。 「あ、暁!?」 「うん?」 焦る莉茉ちゃんに暁が口角を上げるが、その瞳は決して笑ってない。