「っ、早く着替えなきゃ。」 顔を赤らめた莉茉がクローゼットに素早く向き直る。 離れた体温に俺の中で、喪失感が募っていく。 「…莉茉。」 華奢な莉茉の身体を後ろから抱き締めた。 「っ、暁!?」 慌てて離れようとする莉茉を抱き締める腕に力を込める。