怖くないと言ったら、それは嘘になる。 …でも… ゆっくりと龍神の倉庫へと視線を向けた。 「…叶くん…。」 目に映るのは、勢揃いした何人もの男の子達と叶くんの姿。 お世辞にも、真面目とは言い難い風貌。 そんな彼等の先頭に立って、私を見つめる叶くんの瞳がゆらりと、 …………揺れたような気がした。