「…足りねぇな。」 ―――俺の中の餓えは、まだ満たされない。 …もっと。 もっとだ。 貪欲に莉茉の胸の頂を口に含み、極上の身体を味わい尽くす。 「…やぁあ…。」 その瞬間、 上がる甘い莉茉の声。 ……あぁ…… ………堪らねぇ。 快感に歪む顔も。 甘く響く声も。 恥じらいに伏せられる瞳も。 ーーー莉茉の全てが俺の理性を壊す。 初めてだと分かっていても、手加減なんか出来なかった。