…でも… 刷り込まれた記憶は、そんな簡単には無かったかのように消す事は出来ない。 強くなるって…。 ……難しいね。 「莉茉、そんなに不安に思う事はねぇよ。」 「え?」 「俺がいるんだ、お前は1人じゃない。」 自信に溢れた瞳。 私を惹き付けて止まない、強くぶれる事のない輝き。