ぴったりと寄り添う2人。 「じゃあ、暁、莉茉さん。今日は美夜が悪かったね。」 親父が俺達に視線を向ける。 「いえ、お父さん達ちにお会い出来て良かったです。」 「今度、莉茉さんも一緒に食事にでも出掛けよう。」 「はい、是非。」 残念そうに顔を曇らせていた莉茉が、嬉しそうに笑った。