「…暁は、私を白いイメージって言ったけど、違う。」 純白の白には程遠い。 あの冷たい叶くんの瞳に私の愚かさを思い知らされるんだ。 お前は、 ……心の真っ黒な醜い人間なんだと…。 「…………私には、きっと黒がお似合いなんだよ…。」 自嘲の笑みが浮かぶ。 汚れた羽では、 …………空を飛べれるはずなんかなかったんだよ…。