君に声届くまで。



そんな時、
エスカレーターで上がった中学校で、
あたしに対するイジメが始まった。


理由はただ、
みんなより少し頭が良くて、
みんなより少し運動ができて、

そして、友達がいなかったから。


ずっと、勉強しかして来なかったあたしは、友達の作り方なんて知らなかった。


でも、あたしは興味がなかった。

自分がイジメられていることにさえ、
興味がなかった。


父と母に認めてもらうために、
褒めてもらうために、
必死だったから。


そんなあたしの態度が気に食わなかったのか、イジメはどんどんエスカレートしていった。


そして程なくして、
父と母にあたしがイジメられていることがバレた。