僕は、小さい頃から友達なんていなくて、
だから、こういうものなんだと、
僕は、1人でも大丈夫なんだと思っていたけど、
いつの間にか、3人の存在がこんなにも大きくなっていた。
正直、自分でも信じられない。
人といる時間を " 楽しい " と思っている自分に。
耳の聞こえない僕を " 友達 " として接してくれた3人が。
今まで、僕にはなかったことを教えてくれた虹心が……。
こんなにも、大きな存在になっていたなんて。
友達に、定義なんてなかったんだ。
きっと、気づいた時には、
僕達はもう、友達だったのかもしれない…。