君に声届くまで。



自室に入ると、
僕は深く息をついた。


今日で掃除は終わった。

嬉しいはずなのに、
なんだか胸にわだかまりが残っているような、そんな気分だ。


なんでだろう。
胸のモヤモヤを1つづつ並べてみる。


思い当たる節が、1つだけあった。
虹心や瞬、成宮さんの事。


掃除がなくなれば、
きっとこれまでのような関わりはなくなってしまうかもしれない。


僕と、一緒にいる理由がなくなってしまう。


きっと、僕はそれが悲しいんだ…。