狐と嫁と溺愛と

それにね、秋銀ちゃんと白銀さんのお見合いがあったのです‼︎



立ち会ったのは大河さんで、秋銀ちゃんは照れてたそうで。



お互いに脈アリなんじゃないかと、大河さんは嬉しそうに言っていた。



「風呂に入るかな」

「うん、準備するね」

「今日は俺が入れるから、遼河から順番に連れてきてくれるか?」

「大丈夫なの?」

「まかせとけ」



いつもはお世話役の誰かが入れてくれるお風呂を、大河さんがやるらしい。



あたしもできるけど…大河さん、初めてのくせにどこにそんな自信があるの?



「はい、遼河」

「ちいせぇなぁ…。遼河、風呂だぞ、泣くなよ?」



遼河は大河さんに洗われてもなんてことなくご機嫌で。



すずななんか気持ちよさそうにお風呂に入ってる。



「宝だな、マジで」



そう言っておデコにチュッと…。



大河さん、妬けるんですけど…。



「あたしにも…」

「なんだよ、ヤキモチか?」

「そうですよ〜」



あたしにもしてくれた…。