狐と嫁と溺愛と

それから、あっちで少しの間生活することを伝えた。



「診察にはいらしてくださいね。お子たちになにかあったら困ります」

「わかりました。宜しくお願いします」



村上さんに乗せられ、お家に戻る。



ん?



なんだか大河さんがいる気がする。



シェリルもいる?



そしてお父さん。



「おぉ、久しぶりだな、ナナ」

「お父さん‼︎やった、当たった‼︎ってことは…大河さん‼︎おかえりなさいっ‼︎」



とりあえず抱きつきたかった。



やっぱり近くにいないのは寂しいよ…。



「可愛すぎて…押し倒したい…」



抱きしめられたら安心する。



これがなきゃ、あたしは生きていけないかも…。



「妊婦なんで、押し倒すのはナシの方向でお願いしますよ、当主様」

「父親にそういうこと言われると複雑〜」



おめでとうと言って、お父さんに頭を撫でられた。



フワッと暖かい気持ちになる。



お父さんも嬉しいのか…。