狐と嫁と溺愛と

帰ったら大河さんは仕事へ戻り、あたしはお風呂に入ってから高島さんがくれたお茶を飲みながらリビングで過ごす。



「たっだいまぁ〜‼︎」

「おかえり、志鬼くん。デート、楽しかったみたいだね。こんな時間までどこでデートして来たの?」

「初めはゲーセン行ったんだけど、なんだかテンション上がっちゃってさ〜。電車乗って海まで行ってきた‼︎」

「あははっ‼︎順調だね〜」

「俺、車の免許取るために教習所に通おうと思います‼︎車デートしたい」



まだ付き合ってはいないらしいけど、志鬼くんは時間の問題かな?



そして、あたしが待ってたのはこっち。



「シェリル‼︎春乃、どうしちゃったの⁉︎」

「いやぁ、ちょっと味見させてくれるって言うから噛み付いたらさ…飲みすぎちゃった。あはっ‼︎」



シェリルに抱きかかえられた春乃は意識がなく、青白い顔をしていた。



大丈夫なの⁉︎



「平気なの…?」

「うん、明日には目覚めるよ。このままじゃ返せないからさ…休ませてくるね」



あたしは春乃のママに連絡しとこう…。