狐と嫁と溺愛と

なんだか動けそうな気もするし。



「雫に洗ってもらうのか?」

「えっ、自分でできるよ」

「一緒に入ってやる。風呂で倒れたら困るだろ?」



雫ちゃんより、いろいろ見てる大河さんの方が恥ずかしくはないかな…。



なので、また大河さんとお風呂。



「あっち向いてて‼︎」



だいぶ動けるようになったので、髪や身体は自分で洗いました。



一緒に湯船に浸かるけど、大河さんは妖の姿になるとあたしより髪が長い。



それをまとめて後ろで留めてる姿は、オネェには見えなくて。



セクシーすぎる男…。



「ん?」

「あっ、髪が長いなって…」

「生まれた時からこの長さだ。俺はこの姿では髪も伸びない」

「切ったらどうなるの?」

「毛の短い狐になる…」



それはイヤみたいで、長いのを我慢してるらしい。



短い髪の大河さんは好きだけど、長いのも好きだからいいんだ。



エロさは三割増しですけどね。