狐と嫁と溺愛と

さすがに銀髪じゃ目立つので、秋銀ちゃんは髪を黒くした。



金次くんも黒にしたけど、志鬼くんは地毛だからと言って金髪のまま。



秋銀ちゃんの身長は小さく、目がクリックリで肩までの髪を一つに結んでる。



目立たないように生活したいと言ってたのに、早速告られるなんて…。



「男の子って怖いね…」

「大丈夫だよ。あたしらと一緒に行動するんだからさ」

「大好き、ハルちゃん」

「かわいいヤツだね、秋銀」



春乃のお気に入りの秋銀ちゃんは本当にかわいいんだ。



そして相方の金次くん。



「双子なの⁉︎なに部に入る⁉︎彼女いるの⁉︎」



女子からの質問攻め。



困った顔をしてる金次くんを助けに入ったのは親友、志鬼くん。



「はいはい、金次は部活なんてやんねぇよ。今日ちょっと寄りたいところあるから寄り道しようぜ、金次」

「あっ、うん。俺も行きたいとこあるから連れてけ、志鬼」



そんなやり取りを見ていたギャラリー。