狐と嫁と溺愛と

あたしの体は大丈夫?



「俺が疲れるまで相手になれよ?」



そう言って着物を脱がされ、動かない体は大河さんのオモチャになる。



障子と襖のこの屋敷で、声をひたすら我慢するあたしと、楽しそうな大河さん。



気持ちよすぎて意識を何度か飛ばしても、すぐに覚醒させられて、いつまでも終わらない。



もう、苦しい…。



さっきまで夜中だったのに、明るくなってる。



「早く俺の子どもができるといいな」

「んっ…」

「聞こえてるのか?」



快楽地獄に、どれ程耐えただろう。



プツッと意識が消えた。



あたしが起きてないと、大河さんがなにするかわかんない…。



目を覚まさないと…。



そう思っても、目が開かなくて。



「うっ…」

「ナナっ⁉︎大丈夫⁉︎」



やっと目が覚めたら、春乃があたしのそばにいた。



身体中痛い…。



筋肉という筋肉が悲鳴を上げているようだ…。