狐と嫁と溺愛と

それから3日、あたしはすごく元気。



「奥方様、見てください」

「わぁ、カニだ‼︎」

「たくさんあるので、タマキ様がご一緒しませんかと」

「あっ、はい‼︎」

「では、タマキ様の部屋でお夕食にいたしましょう」



ドキドキしながら、タマキさんの部屋へ向かった。



カニなんて、何年ぶり?



お父さん、食に興味ない人だし。



「し、失礼しま…」

「あっ…」

「失礼しました」



ピシャッと開けたばかりの襖を閉めた。



お、お父さんとタマキさんがイチャイチャしてたよっ‼︎



なんか、一番見たくないものを見た感じ‼︎



「ナナ…?その…悪い…」

「何してんの、エロオヤジ‼︎」

「今から龍のとこ行って頭下げてくるから…。その、まぁ…」

「さっさと行けばいいよ」

「あはっ‼︎じゃあ、タマキをよろしくな」



行ってしまったお父さん。



あたしはさっきよりドキドキしながらタマキさんの部屋へ。