狐と嫁と溺愛と

初めて見た高島さんの私服は、デニムパンツに薄いニットにコート。



スタイル抜群だから、シンプルでもかなりオシャレに見える。



羨ましいです。



「ナナ様の美味しそうですね。そっちにすればよかったかな…」

「それ、やめませんか?外に出てるわけだし…ナナって呼んでくださいよ。敬語もなしで‼︎」

「しかし…」

「ねっ?高島さん、お姉ちゃんみたいだし」

「ふふふっ、いつも嬉しいことを言ってくれますね、ナナ様は」

「あっ、また〜‼︎」

「ご、ごめん…?ナナ…ちゃん…?」

「えへへっ‼︎それがいい‼︎」



では、聞きたかったことを聞こうと思います。



あたし、高島さんのことよく知らないし。



「高島さんは何歳?」

「23です…」

「へっ⁉︎それは人間年齢?」

「妖になって23年。両親は当主様のお父様の下で働いて、その関係で当主様の所でお世話に」

「てっきり100歳越えてるのかと思ってたっ‼︎」

「まだ若いのにぃ…」



だってみんなそうなんだもん‼︎