狐と嫁と溺愛と

椿さんと一緒に向かった貸切のお風呂。



温泉の匂いがする〜‼︎



「ステキな旅館ですね‼︎」

「ありがとう。妖狐様のホテルもすごいじゃない。どこに行ってもあるもの」

「よく知らないんですよ、大河さんのお仕事関係」

「そうなの?うちはあいつがバカだからね。私がしっかりしないと」



シュルシュルと帯を解いていく椿さんは、見事なまでにセクシーボディ。



背中にでっかい入れ墨があるんですけど…。



しかも般若って、シャレになってないです…。



「やっぱり目立つかしら?」

「あっ、すみません…」

「昔ね、極道の妻だったことがあってね」

「へっ⁉︎鬼さんじゃなくて…?」

「そうよ。で、あいつはあたしに惚れてその極道一家潰しちゃった大バカ」

「す、すごい…」

「そこまでされたら、あたしだって惚れてしまうわよ」



ふふふっと笑った椿さんがキレイで。



やっぱり長年生きてるといろんな経験するんだな…。