狐と嫁と溺愛と

豪華な料理の数々。



見たこともない料理ばっかりで、名前もわからない。



「フレンチは苦手だ…」

「これ何かな⁉︎すっごくおいしい‼︎」

「…………苦手だ」



どうやら大河さんの口には合わないようで、ワインでお腹を満たしてる感じだった。



あたしはいっぱい食べて超満足だけど‼︎



「風呂に入るか」

「お先にどうぞ〜」

「一緒に入るって、どう?」

「お風呂に…一緒に…⁉︎ムリムリムリムリっ‼︎」

「離れたくねぇんだけど」



そんなこと言われても、裸でお風呂なんて絶対無理‼︎



でも離れたくないなんて言われると…でもでもでも、自信なさすぎて見せられないから‼︎



「プールは?一緒に入る?」

「ぷ、プールも入らないよっ‼︎水着持ってないし‼︎」



耳が出てたら、絶対垂れてる…。



それくらいの落ち込み方をした大河さんは、あたしをチラチラ見ながらお風呂へ消えた。