狐と嫁と溺愛と

大河さんが書斎で仕事をしている間、キッチンに立った。



冷蔵庫にはシェフが厳選している食材の数々。



なんでも作れそう…。



食べたいもの作れって言われても…。



これだけ食材があると、逆に何を作ったらいいのかわからない…。



大河さんの好きなものってなんだろう…。



狐って肉食なイメージがあるんだけど、大河さんもそうなのかな…。



それともやっぱり油揚げ好き?



いなり寿司でも作ろうかな?



高そうなお肉もある…。



これって…ロブスター…?



その他、高級食材がたくさん。



いなり寿司は夜にするとして、お昼は簡単にパスタでいいかな?



シェフの味には到底及ばないけど。



おいしくないって言われたらどうしよう…。



人に食べさせられるご飯なんて作ったことないよ…。



今日の分の家事はみんながやっていってくれて、とりあえずお昼まですることがない。