狐と嫁と溺愛と

変えてもらうなんて申し訳なさすぎてできませんよ。



「だ、大丈夫です‼︎ピンク、好きなので…」

「それはよかった。それではベッドルームをご覧ください」



部屋の中にまた部屋があるなんて‼︎



白いスライド式のドアを開けると、これまた大きなベッド。



あたしみたいな一般人は、これがどれくらい大きいサイズなのかぱっと見わかりません。



天蓋付きとかを想像していたら、シンプルな白いベッドだった。



とにかく真っ白な家だなぁ…。



「シーツやカバーをお選びいただきたいのですが、あとで少しお時間よろしいですか?」

「あっ、何色でも…」

「そうはいきません。ナナ様が毎日眠るベッドですので、リラックスしていただかなくては」



そこはピンクじゃないんだ…。



それから見たクローゼットは、ビックリするほど服がたくさんあった。



あたしが持ってきた服が雑巾にみえるくらいだ。



しかもあたしのサイズ…。