「恭介ー!サボるなー!」




自分だってさっき穂果ちゃんと遊んでいたはずの凛子が、叫ぶ。



「サボってねーよ」




…こんなわがまま女を満足させられる男なんて、そうそういないだろう。


そう思ったらなぜか少しだけ、安心している自分がいた。