「変わんないでよ…」





家に帰って、自分のベッドに転がって。



私の部屋は恭介の部屋と違ってフローラルな香りがするんだけど、その匂いすらなぜか落ち着かなくて。




「置いていかないで…」





私はまだ本当の恋を知れてないのに。

ひとりで先に行かないで。



ずっと隣でゲームしてろよ、ばか。