ようやく解放されて、死んだように眠りについた私が次に目を覚ましたのは、26日の夕方の四時を回ってから。









「私、どんだけ体力使わされたの‥‥‥‥‥‥‥」








半日以上も眠てしまったよ!!









そして、隣で未だに眠る澪。





寝顔も相変わらず美しくて、本当眠っていれば天使みたい。





昨日は間違いなく悪魔だったけど‥‥‥‥‥‥。












世界で一番澪に近づいた瞬間、私はさらに澪との愛が深まった気がした。








ふと、自分の左手に違和感を覚えて手をかざしてみれば、澪より小さなサイズのシルバーのリングが、私の薬指にはまっていた。














「え‥‥‥‥‥」









これって‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。