妖の王子さま




「あーあ」




それを見た白玖は、蒼子の足を掴みグイッと引き上げた。




「きゃあっ!?」



見えそうになる下着に慌ててスカートを抑える。
片足だけ引き上げられ、すらっと長い指が蒼子の足を持ち上げる。




「や、やだ、放してっ」





白玖は蒼子の声も聞こえないように、そのまま蒼子の足に顔を近づけペロッと舐めあげた。




「ああっ・・・!」




ゾクリと体が震え、羞恥心に顔を赤くさせる。
ハッとして慌てて体を身じろいで白玖の手から逃れる。



部屋の隅まで逃げ込み、体を丸め白玖を睨みつける。



白玖はぺろりと自分の口元を舐める。
その姿さえ、妖艶で見惚れてしまいそうになる・・・。