「絶対、他の誰かとなんかしない」 「わ、白玖」 抱きしめられた身体。 温もりに心が満たされる。 「蒼子がいたらいいよ」 「白玖・・・」 「蒼子以外、いらない」 強く抱きしめられた身体。 苦しくて、苦しくて、温かい。 蒼子は目を閉じ白玖へと体を預けた。 その幸せに浸るように。 手放すことのないように。 その想いを、確かめるように。 「大好き」