「凛空お兄ちゃんは、居なくならないでね」
「当たり前だ。俺は安倍家の時期当主で、将来立派な陰陽師になるんだぞ」
「じゃぁ、約束して!傍に居てくれるって!」
「……!わ、分かった」
そうだ、前に私は凛空と約束した。
ずっと傍にいて欲しいと──
「でも、今そんな約束守らなくても!」
「ここで逃げたら!俺は一生後悔することになる!」
凛空はぬらりひょんの鞘を掴む。
『むっ!』
「お前を泣かせないため、お前を守るため、俺はお前の傍にいる」
凛空は、ぬらりひょんの持つ鞘を掴んだまま、ゆっくりと立ち上がる。
私は知らなかった。
凛空がここまで私のことを想っていてくれたことに。
それが嬉しくて涙が止まらない。
『若僧が、守る力など持っておらんくせに、口だけは達者か!』
「嘘じゃねぇ!俺は凛を守る!」
(私も守りたい、凛空を大切な人たちを!)
その時だった。
私の持つ青龍の符が輝いた。
「これは!」
『なんだ、その光は!』
今なら呼べるかもしれない青龍を。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ青龍よ。急急如律令!」
青龍の名を呼び、符は宙に浮くと水の固まりへ姿を変える。
そして、中から現れたのは──
「えっ……」
銀色の髪がなびき、綺麗な青色の瞳がぬらりひょんの姿を捉える。
「当たり前だ。俺は安倍家の時期当主で、将来立派な陰陽師になるんだぞ」
「じゃぁ、約束して!傍に居てくれるって!」
「……!わ、分かった」
そうだ、前に私は凛空と約束した。
ずっと傍にいて欲しいと──
「でも、今そんな約束守らなくても!」
「ここで逃げたら!俺は一生後悔することになる!」
凛空はぬらりひょんの鞘を掴む。
『むっ!』
「お前を泣かせないため、お前を守るため、俺はお前の傍にいる」
凛空は、ぬらりひょんの持つ鞘を掴んだまま、ゆっくりと立ち上がる。
私は知らなかった。
凛空がここまで私のことを想っていてくれたことに。
それが嬉しくて涙が止まらない。
『若僧が、守る力など持っておらんくせに、口だけは達者か!』
「嘘じゃねぇ!俺は凛を守る!」
(私も守りたい、凛空を大切な人たちを!)
その時だった。
私の持つ青龍の符が輝いた。
「これは!」
『なんだ、その光は!』
今なら呼べるかもしれない青龍を。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ青龍よ。急急如律令!」
青龍の名を呼び、符は宙に浮くと水の固まりへ姿を変える。
そして、中から現れたのは──
「えっ……」
銀色の髪がなびき、綺麗な青色の瞳がぬらりひょんの姿を捉える。



