「まぁ、まずはあの二人の喧嘩を止めてからだ」
「いや、別にほっといても」
「俺が止めないと、誰があいつらを止めるんだ?あいつは、時期蘆屋の当主になるというのに、その自覚が一切ないんだ」
「蘆屋の当主?!」
じゃぁ、あいつが凛の前世の人物で魂の持ち主なのか?!
よく見たら、凛に似ている。
「おーい、そこまでだ」
「うるさい!」
「騰蛇って言ったか?お前は新しく十二天将に入ったんだな?」
「そうだ!この女が俺のところに来て、勝手に十二天将にしやがったんだ」
「なるほど」
勝手にって、じゃぁ騰蛇ももとは妖だったのか。
「町の人から依頼があったんだ。深い森の奥で炎を操る妖がいて、山を燃やされ困ってるってな」
「それで、騰蛇の力を見込んで十二天将にしたのか」
「そうだ。しかし、このとおり私の言う事を聞かない」
「それはそうだよ、お前の力じゃこいつの力を扱うのは無理だからな。だから──」
空さんは、自分の手を騰蛇に差し出す。
「俺のところに来ないか?」
「なっ!」
「……。どういう意味だ。クソガキ」
何を考えているんだろうか、空さんは騰蛇を手に入れる気なのか?
「俺のところ来れば、凛音よりは戦いやすいと思うけど」
空さんの笑顔に、俺は軽く恐怖心を覚えた。
「黙ってろクソガキ、誰がてめぇのところに行くかよ。お前のところに行ったって、自由にならないのは変わらないからな」
「なんだ、馬鹿かと思っていたけど、頭は働くんだな」
「んだとてめぇ!」
騰蛇は、紅蓮の刀を空さんに振り下ろす。
「おっと、危ない」
「騰蛇やめろ!もう戻れ」
「ちっ……」
騰蛇は凛音に強制的に戻され、もとの符に戻った。
「いや、別にほっといても」
「俺が止めないと、誰があいつらを止めるんだ?あいつは、時期蘆屋の当主になるというのに、その自覚が一切ないんだ」
「蘆屋の当主?!」
じゃぁ、あいつが凛の前世の人物で魂の持ち主なのか?!
よく見たら、凛に似ている。
「おーい、そこまでだ」
「うるさい!」
「騰蛇って言ったか?お前は新しく十二天将に入ったんだな?」
「そうだ!この女が俺のところに来て、勝手に十二天将にしやがったんだ」
「なるほど」
勝手にって、じゃぁ騰蛇ももとは妖だったのか。
「町の人から依頼があったんだ。深い森の奥で炎を操る妖がいて、山を燃やされ困ってるってな」
「それで、騰蛇の力を見込んで十二天将にしたのか」
「そうだ。しかし、このとおり私の言う事を聞かない」
「それはそうだよ、お前の力じゃこいつの力を扱うのは無理だからな。だから──」
空さんは、自分の手を騰蛇に差し出す。
「俺のところに来ないか?」
「なっ!」
「……。どういう意味だ。クソガキ」
何を考えているんだろうか、空さんは騰蛇を手に入れる気なのか?
「俺のところ来れば、凛音よりは戦いやすいと思うけど」
空さんの笑顔に、俺は軽く恐怖心を覚えた。
「黙ってろクソガキ、誰がてめぇのところに行くかよ。お前のところに行ったって、自由にならないのは変わらないからな」
「なんだ、馬鹿かと思っていたけど、頭は働くんだな」
「んだとてめぇ!」
騰蛇は、紅蓮の刀を空さんに振り下ろす。
「おっと、危ない」
「騰蛇やめろ!もう戻れ」
「ちっ……」
騰蛇は凛音に強制的に戻され、もとの符に戻った。



