「あ、あいつ!」
その声の正体は、さっき町の入口で俺に声をかけてきた女だった。
「本当に懲りないなぁ、いつまで俺を追いかければ気が済むんだ凛音(りんね)」
「そんなの決まってる!」
凛音と呼ばれた女は、立っていた屋根から俺たちのもとへと飛び降りて来た。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ白虎(びゃっこ)よ。急急如律令!」
「十二天将!」
「こんなところで勝負する気かよ……、まったく」
空さんも、符を構えて呪文を唱える。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ天后(てんこう)よ。急急如律令!」
互いの隣に、二人の十二天将が並ぶ。
白虎は短剣を構えて天后に襲いかかる。
天后は、それを避けると力を込めた拳を白虎にくらわす。
「きゃぁ!」
「白虎!」
勢いよく遠くに飛ばされるが、すぐに体勢を整える白虎。
「このまま戦い続けたら、町に被害が出るね」
空さんは、懐から二枚の符を取り出すと、そのうちの一枚を地面へと付ける。
「結界!」
空さんの言葉と共に、俺たちの周りに見えない結界がはられる。
「そして、追加に」
空さんは、もう一枚の符を口元に近づける。
「式返し」
空さんは、符に息を吹きかけると、それを白虎に向かって放つ。
その声の正体は、さっき町の入口で俺に声をかけてきた女だった。
「本当に懲りないなぁ、いつまで俺を追いかければ気が済むんだ凛音(りんね)」
「そんなの決まってる!」
凛音と呼ばれた女は、立っていた屋根から俺たちのもとへと飛び降りて来た。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ白虎(びゃっこ)よ。急急如律令!」
「十二天将!」
「こんなところで勝負する気かよ……、まったく」
空さんも、符を構えて呪文を唱える。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ天后(てんこう)よ。急急如律令!」
互いの隣に、二人の十二天将が並ぶ。
白虎は短剣を構えて天后に襲いかかる。
天后は、それを避けると力を込めた拳を白虎にくらわす。
「きゃぁ!」
「白虎!」
勢いよく遠くに飛ばされるが、すぐに体勢を整える白虎。
「このまま戦い続けたら、町に被害が出るね」
空さんは、懐から二枚の符を取り出すと、そのうちの一枚を地面へと付ける。
「結界!」
空さんの言葉と共に、俺たちの周りに見えない結界がはられる。
「そして、追加に」
空さんは、もう一枚の符を口元に近づける。
「式返し」
空さんは、符に息を吹きかけると、それを白虎に向かって放つ。



