「これはこれは空(そら)様」
「やぁ亭主、今日も繁盛しているね。これは貰ってもいいのか?」
「はい!誰かに渡すのですか?」
「ちょっとね。女じゃない奴に、これくらいつければ女になると思ってね」
「それはもしかして、あの方ですね」
「そう、あいつ」
「君は本当にいいの?かんざしは」
「はい、ちょっとまだ渡せないんで」
「そうか。その姿からすると君も陰陽師だね?」
「一応そうですけど」
男の人は、よく見ると凄い美男子で、髪を軽く後ろに束ねていた。
「どこの本家?」
「すいません、見ず知らずの方にそれを教えるわけにはいきません」
ここで俺の正体を明かしたら、何を思われるか分からない。
もしかしたら、歴史が変わってしまうかもしれないからな。
「そうか。そういえばまだ名乗ってなかったね。君も聞いたことはあると思うけど」
「そうですか?」
「あぁ、俺の本家は安部家だ」
「安部家?!」
「俺の名前は安倍空(あべそら)、安倍晴明の孫だよ」
すごい、まさかこんな所で安倍晴明の孫の空に会えるなんて。
それに、この人は俺にとって血縁者なんだ。
「俺も名乗ったから、君にも名乗ってもらおうか」
「そ、それは」
ここで普通に名前を名乗っていいのだろうか。
「凛空っていいます」
でも、名乗らないとなると怪しまれる。
「凛空か、聞いたことがない名前だな」
そりゃぁ、この時代じゃあまり聞かない名前だしな。
まぁ、それを言うなら空って名前もあまり聞かないが。
「やぁ亭主、今日も繁盛しているね。これは貰ってもいいのか?」
「はい!誰かに渡すのですか?」
「ちょっとね。女じゃない奴に、これくらいつければ女になると思ってね」
「それはもしかして、あの方ですね」
「そう、あいつ」
「君は本当にいいの?かんざしは」
「はい、ちょっとまだ渡せないんで」
「そうか。その姿からすると君も陰陽師だね?」
「一応そうですけど」
男の人は、よく見ると凄い美男子で、髪を軽く後ろに束ねていた。
「どこの本家?」
「すいません、見ず知らずの方にそれを教えるわけにはいきません」
ここで俺の正体を明かしたら、何を思われるか分からない。
もしかしたら、歴史が変わってしまうかもしれないからな。
「そうか。そういえばまだ名乗ってなかったね。君も聞いたことはあると思うけど」
「そうですか?」
「あぁ、俺の本家は安部家だ」
「安部家?!」
「俺の名前は安倍空(あべそら)、安倍晴明の孫だよ」
すごい、まさかこんな所で安倍晴明の孫の空に会えるなんて。
それに、この人は俺にとって血縁者なんだ。
「俺も名乗ったから、君にも名乗ってもらおうか」
「そ、それは」
ここで普通に名前を名乗っていいのだろうか。
「凛空っていいます」
でも、名乗らないとなると怪しまれる。
「凛空か、聞いたことがない名前だな」
そりゃぁ、この時代じゃあまり聞かない名前だしな。
まぁ、それを言うなら空って名前もあまり聞かないが。



