「そうだな。少し昔話をするか」
「昔話か?」
「だがそれには、太陰の力が必要だ」
「太陰の力か?だけど、あいつはお前を深く恨んでいるぞ」
「それは知っている、それを承知の上で太陰の力を借りたい」
「分かった……」
俺は、太陰の符を取り出し呪文を唱える。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ太陰よ。急急如律令!」
符から風の渦が巻き上がると、その中から水晶玉を持った太陰が姿を現す。
「一体何のようなの青龍?」
「相変わらず、女なのに口が悪いな」
「ごめんね、これは青龍だけだから」
二人の間で火花が散る。
(ほんとに、仲が悪いんだな)
「本当なら、今すぐここであんたを殺したいところだけど、ここであんたを殺したら、私が紫暮に怒られるから、今日のところは見逃してあげる」
「それはどうも」
太陰は青龍を睨みつけながら、俺の隣に降り立った。
「で、話は聞かせてもらっていたけど、凛空に昔の出来事を見せてあげればいいのよね?」
「あぁ、話が早くて助かる」
「言っとくけど、あんたの為じゃないから、凛ちゃんの為に凛空に見せてあげるんだから」
「凛の為に?」
凛の為にってどういうことだ?
「凛空、目を閉じてくれないか?」
「これから何をやるのか説明を受けていないんだが……」
「説明は、後でする」
信用できねぇが、とりあえず言う通りにするか。
俺は、青龍に言われるがままに目を閉じる。
「じゃぁ、行くよ」
太陰は水晶玉に力を込め、水晶玉を俺へとかざす。
「これから凛空を妖怪大戦時代に飛ばすけど、凛空の意識を飛ばすから、あっちの時代の人間とはあまり関わっちゃダメだよ」
俺は、目を瞑りながら答える。
「そんなの分かってる、俺が他者と関わったことによって、歴史が変わるといけないからな」
「分かってるなら大丈夫だね。もちろん、その時代には私たちもいる。だけど、その時代の私たちが今の私たちとは限らないから気をつけてね」
「どういう意味だ?」
「それは、自分で確認しろ」
青龍の声が最後に、俺の意識は遠くなった。
「昔話か?」
「だがそれには、太陰の力が必要だ」
「太陰の力か?だけど、あいつはお前を深く恨んでいるぞ」
「それは知っている、それを承知の上で太陰の力を借りたい」
「分かった……」
俺は、太陰の符を取り出し呪文を唱える。
「我と契約せし十二天将よ、我が呼びかけに応えたなら姿を現し、我の助けとなれ太陰よ。急急如律令!」
符から風の渦が巻き上がると、その中から水晶玉を持った太陰が姿を現す。
「一体何のようなの青龍?」
「相変わらず、女なのに口が悪いな」
「ごめんね、これは青龍だけだから」
二人の間で火花が散る。
(ほんとに、仲が悪いんだな)
「本当なら、今すぐここであんたを殺したいところだけど、ここであんたを殺したら、私が紫暮に怒られるから、今日のところは見逃してあげる」
「それはどうも」
太陰は青龍を睨みつけながら、俺の隣に降り立った。
「で、話は聞かせてもらっていたけど、凛空に昔の出来事を見せてあげればいいのよね?」
「あぁ、話が早くて助かる」
「言っとくけど、あんたの為じゃないから、凛ちゃんの為に凛空に見せてあげるんだから」
「凛の為に?」
凛の為にってどういうことだ?
「凛空、目を閉じてくれないか?」
「これから何をやるのか説明を受けていないんだが……」
「説明は、後でする」
信用できねぇが、とりあえず言う通りにするか。
俺は、青龍に言われるがままに目を閉じる。
「じゃぁ、行くよ」
太陰は水晶玉に力を込め、水晶玉を俺へとかざす。
「これから凛空を妖怪大戦時代に飛ばすけど、凛空の意識を飛ばすから、あっちの時代の人間とはあまり関わっちゃダメだよ」
俺は、目を瞑りながら答える。
「そんなの分かってる、俺が他者と関わったことによって、歴史が変わるといけないからな」
「分かってるなら大丈夫だね。もちろん、その時代には私たちもいる。だけど、その時代の私たちが今の私たちとは限らないから気をつけてね」
「どういう意味だ?」
「それは、自分で確認しろ」
青龍の声が最後に、俺の意識は遠くなった。



