き、今日はよく当たる…。



後ろから激突してきたのは驚きの人。





「そぉ~おぉ~じぃ~!!!!!」


「いててっ…。ごめん。大丈夫?」





総司…。





「白夜様がボサッとしてるからこうなったんですよ」


『う、うるさいぞ』





総司の下敷きになってる私は必死に起き上がろうとするが、無理だ…。





「この匂い…。なんでしょう…」


『っ!!!』





クンクンと総司が私の匂いをかぐ。





『そ、総司……さんのへ、変態!!!!!』





バチンと総司の頬を叩き、横に振り落とし一馬を置いて屯所を走って出た。





■■■





「…僕、なにかしました?」


「あなたはバカですか?
普通、女性の匂いかぐ男性なんて変態にしか見えませんよ」


「あ。そうか。なんか、懐かしい感じがしまして」